ゲートキーパー パターン・ランゲージVer0.3
<身につくもの>
組織力
組織マネジメント力
協働構築力
プロデュース能力
<対象、利用シーン>
幹部、No.2、右腕、CxOなどの育成
幹部、CxOのアセスメント
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イノベーター・天才・異端児・狂人を支え、今この世にない価値を作る人のパターン(=秘訣)集
※この作品はゲームではありません。
■概要(なぜGKが必要なのか?)
先が見えない時代、これまでの仕事は淘汰されるかもしれません。
AI活用による銀行の大量リストラはその先駆けだとするなら、今の時代に合わせた仕事やその能力確保が必要となります。
私たちは新しい価値を創造する人達がこれから活躍していくと考えています。
ある種イノベーターと呼ばれる人達です。
でもそうなれる人は極々限られています。
新しい価値を創る仕事はイノベーターだけの特権なのか?
天才的な発想がなければ新しい価値は作れないのか?
私たちは現代から過去に至るまでイノベーションがどのように行われてきたのかを丹念に調べた結果、多くのイノベーションは「単体では生まれていない」と結論づけました。
派手で目立つイノベーターの影に多くの立役者達がいたのです。
実は彼らの存在こそがイノベーションの成否を握っていたとすら思える事例もあります。
ぶっ飛んだアイデアや行動は出来なくても、イノベーションに貢献した人達はいました。そうした人達をより多く生み出したく、私たちはその秘訣集を開発しました。
新規事業担当者、経営陣の右腕、中小企業の社長と二人三脚を行うコンサルタント、上場企業の取締役、アーティストのマネージャー・プロデューサー、地域活性の現場責任者、編集者など多くのゲートキーパーにインタビューを行い、彼らの秘訣をまとめています。
■ゲートキーパーとは…
チクセントミハイ教授
「クリエイティブには【リスクを望む人材】に「やってみよう」と言ってくれる“ゲートキーパー”の存在が不可欠です。」
(引用:ビズジン「特別鼎談:チクセントミハイ博士×入山章栄氏×佐宗邦威氏」より)
時代を切り開いていくイノベーターや異端児・狂人と呼ばれる存在。
そんな人たちはスポットライトを浴びることが多いですが、当人たちの力だけでは大きな成功を収めることはできなかったかもしれません。
これらの人々を支え、成功へと導いていった”右腕”のような存在を私たちはゲートキーパーと呼んでいます。
・スティーブ・ジョブズに対するティム・クック
・本田宗一郎に対する藤沢武夫
・宮﨑駿に対する鈴木敏夫
・ギベルティに対するメディチ家(ルネッサンス)
・ベンチャー社長に対する右腕
・音楽アーティストに対するプロデューサー
・作家に対する編集者
ゲートキーパーとは、イノベーターの独創を理解し、彼らの想いの実現を協働していく人達です。
■パターンランゲージとは…
【マニュアルでは伝えきれないノウハウ】の新しい共有・伝承方法です。マニュアルよりも状況変化に強く、師匠の背中よりも早く修得出来ます。
「コツ・状況・問題・解決」の4つが揃って記載されており、マニュアル化しにくいノウハウを理解したり、認識出来るようにしています。
■パターンの見方
【表面(イラスト面)】
・パターン名:
パターン(=秘訣)の名前
・解決策=solution:
裏面の状況・課題に行う対処。
・イラスト:
解決策を行なっているイメージ図
・展開
解決策にて期待される効果
【裏面】
・状況=context
どのような背景や状況、場面における話なのか?
・問題=problem
上記の状況においてどのような問題が発生しやすいのか?
・タンジブルパターン
各パターンに該当する”具体的な”パターン。
■使用例
◯分析ワーク
1. 同封されている「得意」「普通」「苦手」のカードを3枚並べる。
2. No.1~No.27までのカードに目を通しながら、自分やチームの過去の経験と照らし合わせる。
3. 主観で構わないので「得意」「普通」「苦手」の下に、該当するカードを並べる。
「得意」→意識的に自分のスキルとして使えているパターン
「普通」→自分が使えているとも、使えていないとも言えないパターン。
「苦手」→自分自身が使ったことがない、または使おうとしてもハードルが高いと思われるパターン。
4.並べられたパターンからリフレクション(=内省)を行う。
・「得意」パターン
→タンジブルパターンを確認するなど、他に応用できそうな部分を確認する。
・「普通」「苦手」パターン
→パターンの《状況》《問題》《解決策》を確認し、自分自身の振る舞いや意識などに反映をさせる。